チェコの南ボヘミアで出会った謎のキャベツクラッカー【ゼルニャキ】とその作り方

Recipe

チェコの南ボヘミア州を旅しているときに出会ってビックリした謎のおやつ【Zelnaky(ゼルニャキ)】。

なんとこれはザワークラウトというキャベツの発酵食品がたっぷり入った酸っぱいクラッカー。

キャベツがクラッカーに入ってる、って何なんだ!?と思いますよね。

でも、一口食べるとその斬新な酸味と後引くおいしさにハマってしまいます。ザワークラウトならではの酸味が独特なんです。

キャベツと聞いてサラダっぽいシャキシャキ感を想像する方もいるかと思いますが、しっかり火が通って茶色くなったキャベツは「しんなり」と「カリカリ」の中間のような食感に変化し、クラッカーの生地にちょうどよく馴染んでいます。

そして甘さはなく、酸味と塩気のあるセイボリーな味。小腹が空いたときや前菜に欲しくなるようなおやつで、ローカルの人々に日ごろからよく食べられています。

私もすっかりゼルニャキが好きになり「これは再現してたくさん作って食べたい!」と、スーパーの市販のものからベーカリーやカフェのものまで様々なゼルニャキ食べ比べて味を覚えてきました(笑)

酸味が特徴的なのは基本的に同じですが、やはり店によって違った味わいがあります。

薄くてクリスピーなものやしっとりしたもの、油分の多いものやスパイスが効いたもの、パイのように少し層になっているものなど、、。

私の好みだったのは薄くてカリカリなタイプです。

なので今回は私好みの薄焼きクリスピータイプのゼルニャキを、ヘルシーに植物性で再現したレシピを後半で公開しています♪

さて、このゼルニャキを作るのに欠かせないのがザワークラウトというキャベツの発酵食品。日本でもKALDIや輸入食品コーナーなどでガラス瓶に入ったザワークラウトを買うことができますよね。

ザワークラウトは生のキャベツをそのまま非加熱で発酵させているのでとっても栄養価が高くヘルシー。

かなり酸味が強いですが、ソーセージのサイドに付け合わせたり、サンドウィッチの具にしたり、スープに加えたりすると美味しいです。

どうやらザワークラウトはお家でも手作りできるそうですね。

作り方は簡単で刻んだキャベツとその重量の2%の塩を清潔に洗った素手で揉みこみ、好みのスパイスとともに漬け込むだけ。手の常在菌がキャベツの乳酸発酵を促進するそう。自分の手でまさに唯一無二のザワークラウトを作ることができるなんて、、漬物に詳しくない私には驚きです。

いつか作ってみようかな~。

ザワークラウトはよくドイツで食べられているというイメージがありますが、実はチェコでもよく食べられます。私がチェコに滞在している間にもよく家庭料理の付け合わせにザワークラウトが提供されました。

みんなに親しまれているザワークラウト。これがチェコではクラッカーにも使われているんです。

どうやらこのゼルニャキ、「チェコ全域で人気」というわけではなく主に南ボヘミア州で食べられるもののようです。

チェコ北部の人と「好きなチェコフード」の話をしていた時、私がゼルニャキにハマっている、と言うと「なにそれ?キャベツの何か?」と聞き返されました。

チェコ語でキャベツ=Zeliなのでなんとなくキャベツっぽいけど何だろう?と(笑)

こんなに美味しいゼルニャキが地方だけでこじんまりと親しまれているのか、、。なんだかご当地フードって感じでいいですね。

初めて見たときは、「え、キャベツ入ってんの?!」とびっくりしましたが、今となっては私のお気に入りのおやつのひとつです。

ゼルニャキの本来のレシピでは卵やラードを使いますが、今回はオリーブオイルなどで代用し、味わいもそのままによりヘルシーなバージョンのレシピにしました。

少ない材料でとっても簡単に作れるので、ザワークラウトが手に入ったら、もしくは余ってしまったら是非チャレンジしてみてください!

材料

  • 水気を切ったザワークラウト 100g
  • キャラウェイシード 小さじ1~2
  • 塩 小さじ1
  • オリーブオイル 40g
  • 強力粉 130g
  • お好みでブラックペッパー(仕上げに)

作り方

1.オーブンを180℃に予熱する

2.水気を切ったザワークラウトを細かく刻んでボウルに移す

3.キャラウェイシードも刻み、塩、オリーブオイルともに加えてザワークラウトとよくなじませる

4.強力粉を加えてムラなく混ぜ合わせる

○一見パラパラに見えるが、ぎゅっと握るとまとまるくらいの生地になっていればOK(ザワークラウトの水切り具合によってはべちゃっとすることがあるので、強力粉をすこし足すなど調整する)

5.9等分に分割してオーブンペーパーを敷いた鉄板に並べ、3mm~5mm程度の厚さになるよう手やコップの底などを使ってプレスする

6.180℃に予熱したオーブンで20分焼く

7.この時点ではサクッと、しっとりとした食感。もし、よりサクサクにしたい場合はフライ返しなどでひっくり返し、追加で5~10分焼く。(オーブンの特性によるので時間はあくまでも目安に)

焼き上がったら鉄板に乗せたまま粗熱をとる。お好みでブラックペッパーを振りかけて完成。

焼き立てが一番サクサクで美味しいです!

翌日以降でしんなりしてきたらトースターで軽く焼きなおすのがおすすめです。

ぜひ、作ってみてください♪

わかりやすいショート動画はこちらから↓

このレシピに使う材料などはこちらからチェックできます!


CLEARSPRING(クリアスプリング) 有機ザワークラウト 360g (オーガニック)

S&B エスビー食品 ORGANIC SPICE 有機キャラウェイシード 18.5g

ALCE NERO(アルチェネロ) 有機 エキストラヴァージン オリーブオイル ドルチェ 250ml (オーガニック エキストラバージン 100%イタリア産 コールドプレス)

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